仮面ライダー響鬼〜番組の為の新システム構想〜

特にオモチャは欲しくないけど、従来路線の響鬼の制作は続いて欲しい。
それが出来ないのが、ただ単に予算が無いという問題だけのことならば。
 
そんな事を思っている人々は、結構多いのではないのかな?
現在、これだけ制作サイドと視聴者サイドがネット上で接近しているのだから、
ネットを通じて視聴者サイドの想いをくみ上げてくれるシステムを
制作サイド側に作り上げていただけないモノだろうか?
(もちろん制作サイドにもメリットはある。一度システムを作ってしまえば、
以降作品ごとにそのシステムが使い回せるのだ)
 
そのシステムとは個人がネット上で番組をスポンサードできるようなシステムだ。
 
話をわかりやすくするために、響鬼の視聴率を10%と仮定する。
(これまでに10%を超えたことはないはずだけど)
http://www.videor.co.jp/rating/wh/13.htm
のページによると、1%あたり約39万6千人だから、
10%だと約400万人が見ている事になる。
 
仮に400人に一人の割合で、一人1万円をスポンサード出来れば、
1億円が集まる。
この数字が厳しいのなら、200人に一人が5千円を。
更に砕いていけば40人に一人が1千円でも一億円だ。
 
1話当たりの番組制作費がいくらか分からないけれど、
もし1億円集まれば、予算的には相当楽になるのではないか?
 
ま、これだけじゃ現実化は希薄すぎるし、
メリットが薄いと思われる方が多いだろう。
で、さらにシステムを細かくする。
 
番組開始後1クールぐらいで、番組のテイストが気に入った
個人スポンサーをネット上で募る。
1口500円で、一人最大20口まで(上限1万円)。
(ただし応募した人でも製作内容に対しては口出しをしないのが原則)。
 
まず、応募した時点で、携帯待受け画面がもらえる。
また公式ネットに今後×年間は個人スポンサーとして名前が記載される。
さらに発売されるDVDに個人スポンサーとして名前がテロップで流れる。
 
そして抽選で当選した人は、テレビの役者さんによるスポンサー読み上げのように、
その人の名前を読み上げたものをDVDに収録する。
(20口の応募者は1口の応募に比べると20倍当たりやすくなるというシステム)。
 
例えば斬鬼さんが、あなたの名前を読上げてくれるとしたら、
応募しようと思う方はいませんか?
明日夢君でもあきらさんでも良いですけど。
(オレは緑さんだな)
そういうシステムがあれば、一億は無理としても、結構集まるのではないだろうか?
 
素人考えなのでクリアしなければならないハードルはいくつも存在していると思うのだが、
今のままではオモチャが欲しくない人の言葉は、番組を継続させる為に
確実に有効な手段としてはどこにも届かない。
  
響鬼は今更ではどうにもならないだろう。
しかし、次に「響鬼」のような作品が現れたとき、同じことが起きる悲劇だけは
避けたいのだ。