ハルカリにやられ気味
- アーティスト: 田中ユウスケ,ナカムラヒロシ,U,HALCALI
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2005/12/07
- メディア: CD
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もともとラップって好きじゃないのだが(この曲がラップに当てはまるかは
分からないが)この曲はいいよー。
エウレカセブンは実はずっと見てるのだが、少し前まで
どうしたものかというぐらいつまらなかった。
何故かって言うと、出てくる奴らが何を目指しているのか分からなかった。
ドッキリカメラネタとかをテレビアニメでやる製作サイドの意識が分からなかった。
(本当にそれが面白いと思ってやっているのか? こいつらはという感じ)
何より、主人公のレントンに共感が出来ないし、その声質すら嫌な感じだった。
レントンが子供のイタズラを誤魔化すために出撃し、敵機を撃墜するというのが嫌だった。
こいつは人殺しをしている気がないのかなぁ。
あるいはこの世界では、殺してあげることが徳であるという宗教観でもあるのかと
勝手な裏設定まで考えていたら、
本当にレントンは「人を殺している」ということに気づいていないと言う描写がされて、
本気で引いた。今更、そんな描写?
(ま、そういう描写をエウレカセブンで初めて見たという人もいるかも知れないけどね)
そうして、かの夫婦とのエピソードについては、
少年の成長譚を描く場合はファーストガンダムの骨格からは逃れられないものなのかなぁと、思わされた。
まぁ、ようするにレントンがあまりにガキ過ぎて気持ちが悪かったのだ。
という訳で、見ると言ってもHDDレコーダーの倍速モードで見ていたのだが、
OPとEDが新しいのに変わった頃から、物語は加速し始めた。
特にEpisode33「パシフィック・ステート」のホランドがボードに乗る下りは泣けた。
ホランドもかつてはレントンのような存在であったことが分かるエピソード。
支えるタルホ。
そしてロングボードで空をゆくレントンとエウレカを見つめる二人のまなざし。
いいねぇ。あと恐らくは二十話あまり。是非とも盛り返して欲しい物だ。