L change the WorLd〜これはL?あと、血はもういいっす〜
以下、ネタバレアリ。未見の人はご注意を。
DeathNoteからのスピンオフ作品。
DEATH NOTE デスノート the Last name [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2007/03/14
- メディア: DVD
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細川茂樹は声だけなのか?まあいいけど。
今作ではLが日本に向かうところから描かれています。
というわけで、映画内時間では映画DeathNoteとかぶっている。
ので、その時点ではワタリも健在。
冒頭は海外での公開も考えてかかなり派手。
タイの村で発生したアウトブレイクから、
その村を焼き払うまで。
ここらへんから、ワタリが死ぬあたりまでは面白いんだけど。
そこからちょっとタルくなる。
A子ちゃんが草々さんを振り切って上京するも、アナウンサーとしては失敗。
その後テロに走る。
とか、高島が赤坂の件で「HOTEL」シリーズが続かなくなったのを期に
テロに走ったとか、妄想してました。
鶴見辰吾の演技は凄いんだけど、ちょっと暑苦しすぎ。
新FBIメンバーは使わなくてもよかったんじゃないの?
なんていうか、コント演技なんですね。
まあそれらはおいといて。
本作のLは実際のところ、DeathNoteのLなんだろうか?
本当にああいう性格なのかなぁ、という疑問が沸々と。
実はこの映画のテーマって、テロを防ぐとかじゃないんだと思う。
唯一の家族であったワタリの死。
その喪失から、のこり23日と限られた時間の中で、
Lが新たな家族関係を築く事がテーマなのだと思います。
だから、実は中盤の終わりあたり、校舎の屋上でのピクニックシーンが
実はこの映画一番のクライマックスシーン。
(でも、これを肯定しちゃうと、これは本当にLなのか?
という思いが再びもたげてくる)
その後のテロ事件もなにもかも、映画的には必要なシーンだけど
俺的にはどうということもないシーンに過ぎない。
最後にこの映画、いくつかのシーンが時間の都合でカットされているみたいで
腑に落ちない点が散見される。
Kにワタリの死のメールを出すのをためらうL。
Lの大量のワクチンの入手方法。
犯人たちがワクチンを打つシーン
一つ目はともかく、二つ目以降について説明がないので、
犯人たちの振る舞いがよくわからない感じ。
あとさぁ、血はもううんざりなんだよなぁ。
この映画見た後で、食事なんか行きたくなくなると思うんだが。