松本零士ワールドその3

通常の漫画の多くは人物関係という横軸のみで描かれるが、
松本先生の場合、更に縦軸として長大な時間軸を持ってきてしまったため、
ハーロックやトチローは先祖から子孫へと何人もいて、
だいたい同じ顔かたちであるため、見分けがつかない。
さらに思いついたアイデアを後付で付け足してゆくので
(たとえば最初に漫画で書いていたときには声しか無かった999の
機関車自体のAIの実体として電子妖精というのをだしてきたり(記憶曖昧だが))
話は広がりっぱなしである。
 
この間TBSラジオ伊集院光日曜日の秘密基地」にゲストできた際の発言で、
松本零士ワールドに「今過ぎたこの時間がもっとも遠い未来」という
時の円環構想を持ち込むとのこと。
さらにそのキーパーソンとなる新キャラクターも登場させるとか・・・。
 
いいぞ、松本!! もっとやれ。
もう、どうせならとことんまでやってほしい。
松本遺伝子はすでに幼子だったあの頃の私たちに感染済み。
受け入れられる余地はかなり大きい。
 
でも、大ヤマトのデザインは、昔のファンにあんまり好評じゃないらしいぞ。
ただパチンコファンは支持してるから、いってこいかな?


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