テニスの王子様Genius267「本気モード」

会場にいる誰もが目を疑う そこには信じられない光景があった。
というか、この漫画を読んでる誰もが目を疑ったと思うのだが。
ごめ〜ん、テニプリファンじゃないので。
いや、むしろファンはどう思ったのかを聞きたいよ。
この漫画が最初にオレにはついていけないと思ったときが
菊丸が分身したときだったんだけど。
(それ以後は「リンかけ」と同様なのだと考えることにした)
今回のは、なんか、もう理屈が通じないと言うか、
むしろ新しい、のか?
 
色んな絵空事をなんとかそれらしく見せるために、
今までジャンプ連載漫画が頑張ってきた「理由付け」が
(波紋とか神拳とか忍術とかノートとか悪魔の実とか気とか核鉄とか)
全て無駄だったのではないか、と。
ちょっと低酸素状態で体を鍛えたぐらいで、あんな事にならないことぐらい
みんな知っているもの。
 
しかも、しれっと描いちゃえばよかったのに、わざわざでかい文字で
「会場にいる誰もが目を疑う そこには信じられない光景があった」
ですよ。
何でだろう、車田正美氏なら納得できて許斐剛氏のは納得できないのは?
絵柄の温度差か?
いや、それにしてもこれを描いちゃえる漫画家ってちょっとアレだと思うぞ。