ウルトラセブン封印された第12話

フラッシュ11月22日号(2005年11月8日)発売号にて
ウルトラセブン封印された第12話」 と
「闇に葬られたウルトラ怪獣を追え!−なぜ放送禁止になった? 」
というタイトルで、スペル星人にまつわる当時の事情等を特集している。
 
ご存知無い方もいるかも知れないが、小学館の小学○年生の付録に
被爆怪獣スペル星人と書かれていた事が発端となり、
以後ウルトラセブンの第12話は再放送されることもなくなり、
(問題発生後にスペル星人の着ぐるみが「ウルトラファイト」で使用され、
それも問題になったらしい)
またDVDにも収録されなかった。
フラッシュにはスペル星人のスチール(最近撮影されたもの?)
もあり、これまでスペル星人の容姿を見たことがない人は
見てみるのもよいだろう。
記事を読んでみると、当時の報道のされ方にもやや問題があり、
また円谷側の対応も適正とは思われない印象を受けた。
 
12話って、他のセブンの話と違って、ちょっと異色な感じ、恐い感じを受ける。
 
スペル星人は何故か目をパチクリさせているのだが、
新世紀エヴァンゲリオンの第3使徒サキエルはこれをパクっているらしい。
 
ウルトラマンのアキコ隊員で、ウルトラマンMAXのヨシナガユカリ博士こと桜井浩子さんが
この12話に出ていた。
 
ま、以上のようなユルいトリビアもある。
 
さて、自分としては第12話の封印を解いて欲しいかというと、
あまりそう思わない。それは被爆云々の話はまったく関係なく。
実は第12話では、ウルトラセブン最終話のあの背景キラキラで
語り合うダンとアンヌのシーンと同じ効果を使っている部分があるのだ。
あのシーンの効果は、最終話に一度だけ使われるからこそ素晴らしいと思うのだ。