バンブーコミック阿部川キネコさんの本

曲がった物が大嫌い(動物の骨骨の湾曲すら許せない)・超一流の整体師タダシさん
そしてその妻兼、受付嬢兼、コスプレ担当のつかささん。
この夫婦の活躍もこの本で最終回を迎える。
木村は腕を上げ二人に店を任され、隣人の金子さんの誤解は結局解けぬまま、
彼らは世界に飛び出した、のだが。
 
読んでると時折思いっきり吹き出させてくれる、恐るべき漫画家の一人。
知らない人は「阿部川キネコ」の名前を覚えておこう。
(あ、でもビジュアル探偵明智クン!! (1) (まんがタイムKRコミックス)ビジュアル探偵明智クン!! (1) (まんがタイムKRコミックス)から入るのは危険かも。
オレ的にはあまり炸裂してない感じがする)
もっと続いても良かったと思うのだが、ネタ的に厳しいのだろうか?
 
まんがタウン」でやっているのは別人のようなあっさりとした絵柄のマンガ
(多分一目では阿部川キネコさんが描いているとは分からないだろう)で
内容もギャグではないヤツ(タイトル忘れた)は続いているようで、
こういうのが本当は描きたい物なのだろうか?
 
 

お菓子な片想い (1) (バンブー・コミックス)

お菓子な片想い (1) (バンブー・コミックス)

お菓子作りの上手な小さな高校二年生、待子ことチビチマ。
彼女は同じ学校の一つ年下のバスケットボール部のエース、長身の昌美に片思い中。
遠くで見つめているだけでも良かったけれど、
友達の協力でデートにこぎ着ける。
なんの接点もないような二人だったけど、
お互い「ケティちゃん」好きということが発覚。
ところが恋はトントン拍子にはなかなか進まず・・・。
 
みつはしちかこ先生も推薦!ということで、現代版「チッチとサリー」っぽいんだけど、
(といっても「チッチとサリー」は今も連載が続いているけど)
阿部川キネコさんのギャグは相変わらず炸裂している。
でも根底に流れているのはやはり純愛なんですねぇ。
でもオレ的には報われない手塚が面白い。