インチキおじさんというだけではなかったのね、なぎらさん

なぎら健壱&OWN RISK

なぎら健壱&OWN RISK

自分にとってなぎら健壱さんとの接点といえば、
アド街っく天国のゲストとか、
伊集院光日曜日の秘密基地の日曜ゼミナールの講師ぐらいで、
いずれもインチキおじさんとしての側面ばかりを見ていたのだけれど。
歌い手としてはせいぜい「いっぽんでもにんじん」くらいしか知らなかった。
 
もう随分前だけれど、ラジオでなぎらさんの歌う「銀座カンカン娘」が流れて
その飄々とした歌いっぷりを聞いて随分驚いたものだった。
 
それから何年か過ぎて、そのことを思い出してこの曲が入っているアルバムを
検索して買ってみたのが上のソレ。
(発売は2000/09/22だからもう随分経っていたのね)
聞いてみて、不覚にも泣いてしまった。
こういう歌を歌う方とは全然知らなかった。
 
曲目リスト
1.バーボンもう一杯
2.Navajo Rug
3.風来坊に
4.銀座カンカン娘
5.あの娘にヘッドロック
6.青い酒
7.東京情歌’99
8.日輪(HINAWA)
9.風に吹かれた時代(ころ)
10.永遠(とわ)の絆
11.朝までつき合ってやるぜ
12.よいとまけの唄
 
槇原敬之さんの唄う「よいとまけの唄」もいいが
なぎら健壱さんの唄うのもとても良い。
 
でも、「永遠の絆」はもう一度聞くのがはばかられるぐらいの、
そんな歌を本当に飄々と歌っている。
 
という訳で、「いっぽんでもにんじん」しか聞いたことがない人は
聞いてみて欲しい。
多分レンタルとかあんまりしてないと思うけど、
2000円ぐらいなんとかなる大人の人には是非買ってみることをお薦めする。