プロデューサーズ

 〜素晴らしきバカ映画(もちろんストレートに最上級の褒め言葉として使っている)〜

本当はGW中に見ていたのだが。
ランキングはかなり落ちているかも知れないが、まだまだ絶賛公開中のはず。
もう、なんにも考えずに見ているだけでよい映画。爆笑必至。
実は見ている途中で何カ所かの不安になるシーン(あれ、この映画って面白いか
微妙かも)もなくはないんだが、結局はそれは杞憂に終る。
 
一部の人にしか伝わらない表現で申し訳ないが、
なんていうか絶好調の伊集院光が話す駄話がそのままスクリーンで展開されている様な感覚。
もちろん全編ギャグ貧乏だらけで、くだらないギャグや、
思いもよらない急展開をやってのけたと思ったら、
しば〜らく前のオチに戻ってきたりと。
もう、顔の筋肉が痛くなるほど。
 
とはいえ本作の実体はあくまでもミュージカル映画
合間々々のダンスシーンは、素晴らしく緻密で金がかかっていて、
(そうしながらどこかスミの方で小ネタをかましていたりもするのだが)。
ピタリピタリと決まっていくそれらをを見ているうちに
まるで不思議な魔法にかかったように作品にも引き込まれてゆく。
あるいはこれこそが映画の魅力っていうのかもしれない。
 
主演のマックスピアリストック役に、ネイサン・レイン(後で調べたら、オレ的には
「マウス・ハント」のバカ兄貴として有名ということがわかった)
レオ・ブルーム役にマシュー・ブロデリック(これも後で調べたら、オレ的には
「ウォーゲーム」「フェリスはある朝突然に」「アメリカ版ゴジラ」として有名
なんとまぁ、知らなかったがつきあいが長かったのね)。
そして、色っぽいウーラ役にはユマサーマン(もちろんキルビルで有名。
実はテロップ見るまで気づかなかったのだが。っていうかこんなに踊れる人だったのね)
 
2000円弱のお金と2時間半の時間の余裕があるならば週末に行って見るべし。
決して後悔はしないはず。
 
あっ、最後に忠告!!
劇場が明るくなるまで席を立っちゃいけません。