松本零士ワールドその1

銀河鉄道999エターナルファンタジーは、
多分、夏に劇場映画として封切られたが、制作期間がごく短期間だったような話をきいた気がする。
何故、そのタイミングかっていうと、時に西暦1999年(ようするに999との語呂合わせ)だったから。
ただ、東映(?)側としてはあんまり乗り気じゃなく、結局松本先生の熱意との折り合いの結果、
未完の一時間弱の作品となってしまったようです。
 
これ単品の上映だと映画としては短かすぎるので、ちょうど
東映何十周年だったか記念で、長靴を履いた猫だったかなんかの
リバイバル上映にくっつけて(あるいは長靴を履いた猫だけでは短いので、逆に999をつけたのかもしれない)。
 
だから、ほとんど宣伝やテレビ版999の再放送とかもされず(唯一ニッポン放送が特番をやったぐらいだったか)、
ひっそりと短期間上映されたような気がする。
もっとも、未完成作品に対して大きなお金をかけて宣伝は出来ないだろうけど。
問題は、エターナルファンタジーは終わる直前まで面白いんだよね。
 
この続きは、おそらく漫画として書き続けられているようだけど、
掲載紙が休刊したり廃刊したりで、大ファンでもない私は、
今どこまで続いていっているのやら分からない。
さらに、このあと「銀河鉄道物語」というのがフジの深夜アニメとして去年やっていたが
内容はよく知らない(ネットで一話目だけ無料で見られるようになっていたので見たが、
一話だけではよく分からない)