Robo Holiday 2005

“Which of the animation appreciated did Your Highness enjoy the most?”
“Each in its own way was unforgettable.
 It would be difficult to ... Robo! By all means, Robo. 
 I will cherish my appreciation of GR in memory as long as I live.“
 
ええっ!! このネタのために二回にわたって前フリを!?
いえいえ、そんなこたぁーありせんよ。
勿論、ヘップバーンは好きですとも。
この日記のタイトル「FairChild Place」の「FairChild」は、
オードリー主演「麗しのサブリナ」のサブリナ・フェアチャイルド嬢から
いただいたものですから。
 
GR・・・ジャイアントロボ The ANIMATION〜地球が静止する日
OVAとして以下の七巻が作られた。


[アニメ]
 
92.07.23発売 Episode.1 黒いアタッシュケース
93.02.21発売 Episode.2 バシュタールの惨劇
93.08.21発売 Episode.3 発令!電磁ネットワイヤー作戦〜上海に墜つ〜
94.01.21発売 Episode.4 豪傑達の黄昏〜勝利の鐘、未だ響かず〜
94.10.22発売 Episode.5 真実のバシュタール!〜過ぎ去りし、少年のあの日々…〜
95.06.25発売 Episode.6 罪と罰〜全てはビッグファイアのために〜
98.01.25発売 Episode.7 大団円〜散りゆくは美しき幻の夜〜
    
注目すべきはその制作期間。Episode.1から7まで、
実に足かけ六年に渡る。しかも、Episode.2から4ぐらいまでは
最初の十数分は、前巻のあらすじなのだ。(一巻約60分弱)
 
92年から数えれば、軽く千を超えるアニメ作品が作られていると思われ、
そのうち数十本しか見ていないと思うけれど、そのなかで未だ
ジャイアントロボを超えたものはない。
 
なんというか、もうこのアニメ、温度がめちゃくちゃ熱いのだ。
ロボの造形(マンガや特撮で見慣れたそれを大胆に変換)と動き、
画面構成、ストーリー構成の光と陰、
キャラの見栄の張り方から、セリフや音楽に至るまで。
CGアニメが存在しない時代に起きた奇跡のような存在。
それがジャイアントロボという作品。
 
考えてみて欲しい。六年に渡る制作期間において
制作自体が立ち消えることもなく、ファンもひたすら待ち続け(度重なる
発売延期情報。特にEpisode.6と7の間はきつかった。
なにせその当時、ほとんどネットはなかったし、ただじっと待つことしかできなかったんだ)
終了した今も、続編を望まれている作品なんて、そうはない。
(アイドル声優目当てでもなく、(あるのか分からないが)ガンプラのようなものが多く売れた作品でもない)
 
未見の方へ。
あなたはついている。GRのその全てをたった一日で見ることも可能なのだから。
 
上記七本を収録したものがDVDで発売中