あの歌は、一体

満開の桜の下で、ふいに童謡のワンフレーズが浮かぶ。
「・・・枯れ木残らず花が咲く」
瞬間、これを花咲じいさんの歌詞だと思った。
歌詞の全文を思い出そうとすると、今度は、
「・・・猫はコタツで丸くなる」
は同じ音で歌われるべき詩であることに気づく。
いや、まて。「花咲じいさん」には猫は出てこないだろ。
と、更に次のフレーズが浮かぶ。
「裏の畑でポチが鳴く・・・」
むう、これぞ真の「花咲じいさん」の歌。
じゃあ最初のあれは何だったんだ!? 
「裏・花咲じいさん」か。
・・・まぁ、いいや。
桜は綺麗に咲いてるし。
ビールは美味いし。