起屋

起屋と書いて「おこりや」と読む。
「おこり」とは起・承・転・結の起の事をさす。
この世には数多のクリエーターが存在するが、
彼らとて、いつも万全の状態ではいられない。
時により産みの苦しみというヤツが発生する。
いわゆるスランプだ。
そんなときでさえ締め切りの時刻は容赦なく近づいてくる。
彼らが生産するはずの物語は、実はすでに全て彼らの内に存在している。
ちょっとした閃きさえあれば、物語はすぐにでも彼らの中から産まれてくるのだ。
ちょっとした閃き。
その閃きの「種」をクリエーターのうちに蒔くのが、起屋の仕事だ。
ある時、一通の封書(メールではなく)が起屋あてに届いた。
「・・・やっかいだな」
 
 
という話のおこりはいかがでしょう?
いただこう。
毎度アリ。