じてんしゃ日記

じてんしゃ日記

じてんしゃ日記

高千穂遙一本木蛮の共著。
共著といっても、マンガ主体です。
サイズもA5で(4コママンガの単行本サイズ)、まさに日記タイプのレポートマンガとなっています。
ここら辺、かつてファンロードを読んでた者としては、懐かしい。
(まんがでわかるバイクライフとか買ってたもの)
それにしても早川書房から自転車の本が出るなんて、驚き以外のナニモノでもない。
SF色なんて一切無いのに。(まあ、高千穂遥のやせっぷりがSFチックといえなくもない)
基本的な内容は高千穂遙による一本木蛮夫妻への
チャリンコ洗脳計画といえなくもないのだが、
おかげで自転車初心者でも、すんなり入り込める内容。
とはいえ、
自転車で痩せた人 (生活人新書)

自転車で痩せた人 (生活人新書)

と部分的に被るんだけど、そこはマンガ。絵の力がいかんなく発揮されている。
描写に数行費やすところも、マンガであれば、一目で分かるもの。
(そして、「文体」だと、とても偉そうに感じる高千穂遙がマメで優しい人だということもよく分かる)
初心者向けの自転車選びのコツや初期設定方法についても、
文章で書いてあった以上に、マンガで分かり易くレポートされています。
蛮ちゃんの、疋田智さんへのインタビュー記事や、勿論高千穂遥のコラムページも存在する。
なにより読んでちゃんと面白いし。
続編も予告されているので、それも期待して待つべし!!